こんにちわ。気がつけば2月が終わって3月になってしまっています。毎年、1月〜3月はあっという間に終わってしまい、時間が経つのが早くて驚くばかりです。
今日は口腔ケアと誤嚥性肺炎との関係性についてです。
私達の身体は、口や鼻から始まり、胃や腸に1本の管で繋がっています。その途中で肺へと分岐しています。
平常時は、食事や飲み物はそのまま胃腸へ流れ、呼吸で取り込んだ空気は肺へと分岐しています。
食事を噛んで飲み込む動作を嚥下(えんげ)といいます。
しかし、この流れが時々誤って、食事や飲み物が肺へと流れてしまうことがあります。これを誤嚥(ごえん)といいます。
若い人にも起こり得ることですが、年齢とともに喉や舌の筋肉の衰えにより、誤嚥が起こりやすくなります。
この誤嚥によって、肺に炎症が起こることを誤嚥性肺炎といいます。
最近食事中にむせやすくなった、食事が飲み込みづらいなどの症状はありませんか?
歯が抜けたままになって噛みづらかったり、歯がそろっていても、喉の飲み込む力や舌の筋力が弱っていても誤嚥は起こりやすくなります。
また、誤嚥を起こしたときに、口腔内の衛生状態が悪いとさらに肺炎のリスクも増えます。色々なことが、誤嚥性肺炎に関係してきますので、注意が必要です。
今日は誤嚥性肺炎のお話でした。